2021-11-23

シュトレン2021のつづきのぶつぶつ



今日(23日)は二回目の通販中→

20時まで頑張ってオープンする!

って決めているので、ぜひ。


そして最終は28(日)にします。


.....................................



散歩しながら、

もしもあと1ヶ月の余命だとしたら

何がしたいかなぁと、ふと考えた。


もともと欲が無いので、

なかなか思いつかない。


◉食べたいもの?

.....スシローかな。。。

(10年くらい行ってない)


あとは、ホルトハウス房子の

チーズケーキ!食べてみたーい!


◉欲しいもの?

物ではなくて、愛が欲しい。。。


◉会ってみたい人

梨木香歩さん


◉行ってみたい場所

イグアスの滝


◉最後に言われたい言葉

おいしかった


・・・などと、思いつかないわりに

思いついて、、、

どんどん思いは馳せていき。。。



。。。春から秋に至るまで

お菓子を作りたいどころか

食べたいとも思わなくなった。


さて、何をしていたかというと。


車を売り、バイクを譲り、

保険もネットも解約し、

ブログを白紙にし、

ダメな自分を連想してしまう物を

どんどん捨てた。


脳がとても疲れ切っていた。


なので、脳の未利用部分を

開発することにした。


弾きたくなって始めたピアノ、

世界観が好きで始めた簿記、

そして散歩。


きっと不幸そうな顔でトボトボ歩いていた。

時々声をかけてくれる人がいると、

初めて太陽を見た時のように明るくなって

沼からすくい上げられて、

そして

山栗に救われた。

モンブラン頑張れたら、

シュトレンもやるんだー!と決めて、


今ココ。


正直、値上げをしたので

リピーターさんも減った。

全然宣伝をしないので

ご新規さんも少しだ。


弱音を吐いていい?

へこたれそうだ_| ̄|

オレはもうダメだ_| ̄|

もうあかんて_| ̄|


でも、やるって言ったらやる。

だって、最高にやりたいことは

「美味しいお菓子を作る」こと、

って気づいたから。

リピーターさんたちが

いてくれるから。ありがたい。


ああ、そして最期に何を言いたいか。


もっと甘えたらよかった!

固まっちゃって上手く甘えられんかった!



そしてそして来世は、

お菓子とピアノができる精神科医になりたい。

( ↑ 思いが馳せ過ぎ)。















2021-11-19

*シュトレン2021*


シュトレンと入力すると「首都連」と変換されがちですが、

確かにこれが Stollen の発音として一番近い。

相変わらずシュトーレン表記を目にするたびに、

音引きトルツメと心の中で赤字を入れてしまいます。


そんなことより、シュトレンのお問い合わせが増えてきました。

やります、今年も。



多分、第一回目は21日の日曜日

こちら→で通販する予定です。


カートオープン時間は公開すると

集中してエラーになるので、非公開です。

ゆっくりお買い求め頂ければなと思います。


第二回目は、23日(祝)の予定です。


第三回目は、未定です。


以下、今年のシュトレンのチャームポイントと

ご協力いただきたい事項です。



*シュトレン2021*

ありんこ菓子店のシュトレンは自家製柑橘ピールが

ひとつの特徴です。

春、無農薬または有機栽培の

ネーブル、不知火(ポンカン)、甘夏、清美、伊予柑

などをシュトレン用ピールに仕上げて保存します。


なぜ色々な柑橘を使うかというと、

甘さ、かおり、苦味、酸味がそれぞれなものを

使うことによって、平面的ではなく

立体的な美味しさとなって

翻弄させるための戦略です。


粉は、カナダ産の有機栽培・強力一等粉と

北海道産のキタノカオリです。

全部国産にすると重たくなりすぎるため、

ドイツの粉に似た輸入物で安心で美味しい

カナダ産有機一等粉と半々にしています。

普通の粉の2倍以上のお値段ですが、


私は思うんです!(いきなり主張)


いいモノは高い。

いや、高いというけれど、

本当は適値なんです。

(それでも企業努力やどこかで誰かが

無理をしている値段なんですが)。


おそらく来年は手に入るかわからないし、

入手できてももっと高価になります。


レーズンは後味もエグくない有機栽培(米国産)。

クランベリーとクルミは試した結果、

普通の米国産がむしろちょうど良い味わい。


バターは生地に入れる分は北海道産、

焼き上がりに塗るのはカルピスバター

(おそらくカルピスは九州産バターがメイン?)

風味の特徴から使い方を分けています。


中に入る甘さは北海道産の甜菜糖を少し。

外側を包み込むのは純粉糖。


牛乳は北海道産ロングライフもの。

クセのないやさしいコクがお気に入り。


アクセントのスパイスはスリランカ産の

有機栽培のもの。穏やかな香りなので、

スパイスが苦手な人でもきっと大丈夫。


今年は成形方法を変えて、

具をできるだけ均等にしています。

内包している空気をいつもより多くしているので

乾燥しやすいですが口溶けはよくなりました。


焼成前の生地の重さが約490グラム。

焼くと水分が抜けて少し軽くなるけれど、

仕上げのバターと純粉糖で500グラム弱くらいです。


去年、一昨年より30グラム増やして、

今年は去年より15グラム増やしました。

その分もあり、お値段も上がりましたが

来年よりは安いかと思われます。


ご購入いただく前に、お願い事があります。


一つのご住所に、全回を通して1つのご注文しか承れません。

(重複した場合は、後からこちらでキャンセル手続きをします。

できるだけたくさんの方にお召し上がりいただきたいので

あしからずご了承ください)


*発送は12月7日ごろから始まりますが、

最後の方にお届けできる18日までは

SNS公開は絶対禁止です。

(たくさん宣伝して大量生産をし、

一斉にたくさん送って利益を得て

シェアされまくりたい......

というタイプではありません。

一つ一つを心を込めて作り

ただあなただけに「オイシー!」と感じて

いただくのが唯一の最終目標です)。



2007年の冬に作って以来、

15回目の今年のシュトレン。

どうぞよろしくお願いいたします。