国道までの道が13回目の冬にして一番怖いシナリオになってしまった。
デコボコでツルツルでガリガリの上に更にパウダースノー。
しかも坂道カーブ付き。
おそらく、どんなにドライビングスキルが高くても、
どんなに重装備の車でも、
みんな等しく、怖い。
ならば歩こうと、年末から路面確認もかねて歩いた。
緩やかな斜面もツルツルなので、足もとばかり気にしていたら、
色んなモノが落ちているのが面白くなってきた。
心の中の学者風おじさんが、
フムフム、なるほど、ほほうなどと言っている。
歩き進むと、何かが転がって来た。
ウニだった。
え?
心のおじさんは虫眼鏡でズーム。
(5秒経過)
栗だった。